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2023.01.22

鍼灸治療は肩こり解消に効果がある?ない?

こんにちは。ふしぎの森鍼灸整骨院の院長の奥原です。

今回は肩こり解消に鍼灸治療は効果があるのか?をテーマにお話させて頂きます。

肩こりの4つのタイプ

大きく分けると肩こりは原因によって4つのタイプに分類出来ます。まずは、肩こりについてお話させて頂きます。

肩こりタイプ①筋肉の疲労が原因

まず、一つ目には筋肉の疲労性の肩こりです。

こちらは特にデスクワークや肉体労働の方に多いです。デスクワークで長時間の悪い姿勢が続き、肩回りの筋肉に負担がかかり続ける事によって筋肉疲労を起こし硬くなった状態です。また肉体労働の方も重たい物を長時間運び続けると肩回りの筋肉が疲労を起こし硬くなって肩こりとなってしまいます。

特に現在の人はスマホやゲームなど普及に伴い、悪い姿勢が長時間続くために猫背姿勢になっている方が多く、日頃から肩への負担がかかったまま生活しています。このような筋肉の疲労性の肩こりに対して鍼灸治療は頚部と上肢に施術する事によって凝り固まった筋肉に血流が流れ、筋肉が緩む事によって解消して行きます。

肩こりタイプ②自律神経の乱れが原因

二つ目には、自律神経のバランスの乱れが原因の肩こりがあります。

こちらは、寝不足など生活リズムのバランスが崩れてしまうと、神経の命令も乱れ、血流の調節が出来なくなってしまいます。よって肩回りの筋肉に栄養を与える事が難しくなる事によって筋肉も硬くなってしまいます。それがまた肩こりとなってしまうのです。このような肩こりには、顔やお腹、手足の末端に鍼灸治療を施術すると自律神経の調整が可能となり肩こりが解消して行きます。

肩こりタイプ③生活習慣病が原因

三つ目には生活習慣病の影響による肩こりです。

こちらは、普段の食事の偏りや暴飲暴食、運動不足などで起こった高血圧症・糖尿病・痛風・高コレステロール血症などの疾患を持たれている方は、血液がドロドロで流れが悪くなって血流が悪くなり、肩こりを引き起こしてしまいます。このような方は、鍼灸治療としては背中に施術する事によって血流を促進させて肩こりを解消する事が出来ます。

肩こりタイプ④ストレスが原因

四つ目にはストレス性の肩こりがあります。

日頃の仕事や人間関係のストレスなどかかると背中の筋肉が固まってしまいます。背中が硬くなってしまいますと背中から肩まで繋がっている筋肉も硬くなってしまい肩こりを引き起こしてしまいます。

このような場合の鍼灸治療は肩甲骨周囲の筋肉に施術を行う事により背中の筋肉全体の筋緊張を緩めて行きます。その事でリフレッシュが出来てストレスも軽減、肩こりも解消して行きます。これ以外でも肩こりは出現する事はあります。

さいごに

ここで知って頂きたいのは、なぜこの肩こりは出現しているのか?を鑑別しないといけません。むやみに肩こりがあるから肩だけ鍼灸治療を行っても改善するものもあればしない状態もあります。このようなむやみに肩ばっかり打つ、鍼灸院に行っても肩こりは解消出来ません。しっかりとした鍼灸治療を行って下さい。

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