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2023.07.13

腰椎椎間板ヘルニアの原因・メカニズム、治療について

こんにちは。大阪市住之江区のふしぎの森鍼灸整骨院の奥原です。

今回はヘルニアについてお話 させて頂きます。是非、参考にしてみてください。

腰椎椎間板ヘルニアの原因・メカニズムについて

腰椎椎間板ヘルニアは、腰椎の椎間板が外側に突出する病態であり、慢性的な腰痛や下肢 の痺れ、疼痛を引き起こします。

腰椎椎間板は、腰椎の骨と骨の間に存在するクッションの ような役割をしており、外力や運動不足などによって負荷がかかると損傷し、椎間板の外側 に突出してしまいます。

そのため、脊髄や神経根に圧迫をかけることで腰痛などの症状が引 き起こされ、症状が重度である場合には、排尿障害や歩行困難など、重大な影響を及ぼすこ とがあります。

腰椎椎間板ヘルニアは、様々な要因によって引き起こされます。例えば、加齢や過剰な負 荷、過度な運動、姿勢の悪化、肥満、冷却・加熱によるダメージなどが挙げられます。

また、 詳しい原因は不明ですが、遺伝的素因も影響を与えることが一部の研究で報告されていま す。

腰椎椎間板ヘルニアの診断と治療方法

診断は、症状の聴取、身体検査、画像診断が主な手段となります。症状の悪化を防ぐた めにも、早期発見が重要です。

身体検査では、自由自在に動かすことができるかどうか、咳 やくしゃみによって疼痛や強張りがないかどうか、下肢の反応性や力、感覚異常がないかど うかが確認されます。

また、画像診断には、MRI や X 線などが用いられ、ヘルニアの部位や 大きさ、周囲の組織に対する影響を把握することができます。

治療法は、保存的治療法、外科的治療法などがあります。保存的治療法は、投薬や理学療 法、ブロック注射、温湿布療法、牽引などが含まれ、症状改善や再発予防に有効です。

特に 理学療法は、筋力トレーニングやストレッチ、運動指導などを行うことで効果的な治療法と なります。ただし、保存的治療でも症状改善が見られない場合や重症度が高い場合は手術治 療が必要になります。

腰椎椎間板ヘルニアの手術方法につういて

手術治療法には、椎間板摘出術、人工椎間板挿入術、椎間板置換術などが挙げられます。

椎間板摘出術は、椎間板から内側に切開し、腰椎神経根を除去してヘルニア部位を摘出する 手術です。人工椎間板挿入術は、患部を固定しなければならない場合に用いられます。一方、 椎間板置換術は、腰椎の椎間板を取り除き、骨髄を入れたインプラントが挿入される手術で す。

しかし、手術は必ずしも最善の治療法ではありません。手術後はリスクや合併症をはじめ、 いくつかの問題が発生する可能性があるため、適切な医師に相談し、必ずしも手術が適して いるわけではないことを理解する必要があります。

腰椎椎間板ヘルニアはリハビリも重要

手術後のリハビリテーションも重要で あり、手術後すぐに正しい姿勢、コアトレーニング、体重管理、ストレッチング、足踏み運 動などを行う必要があります。

腰椎椎間板ヘルニアは、適切な治療を受けることで多くの場合、症状を改善し、再発を防 止することができます。

また、予防も重要であり、良い姿勢を保ち、運動不足を防止するこ とは、腰椎椎間板ヘルニアを予防するために非常に重要です。

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