整骨院院長ブログへの訪問ありがとうございます。
今回は、当院の患者さんの中にもいらっしゃる「変形性膝関節症」について記事を書きたいと思います。
変形性膝関節症とは?何が原因でなる?
変形性膝関節症とは、関節の軟骨が摩耗したり、変形したりして引き起こされる慢性の病変です。
この疾患は、膝関節の構造的変化や炎症が進行し、痛みや機能障害をもたらします。
変形性膝関節症は高齢者に最も一般的であり、軟骨の老化、怪我、関節炎、または膝に過剰な 負荷がかかることによって発症する可能性があります。
そのため、年齢や遺伝的傾向が関与 している場合があります。
また、筋肉低下による骨盤の歪みや、足関節の硬さも影響している事も原因のひとつとなります。日々の運動を心がけて下さい。
変形性膝関節症はどんな症状なのか?
変形性膝関節症の主な症状としては、膝関節の痛み、こわばり、腫れ、運動制限が挙げられます。
痛みは特に運動時や長時間の立ち上がりや歩行後に現れることが多く、患部の腫れやこわばりもみられます。
また、膝関節の変形や可動域の制限も症状に含まれます。
これらの症状は個人差があり、進行度や痛みの程度も患者によって異なります。
特に痛みの場所としては膝関節の内側 によく痛みを訴えて当院に来院されています。
変形性膝関節症の治療・施術方法は?
変形性膝関節症の管理には、多岐にわたるアプローチがあります。
初期段階では、運動療 法や物理療法が効果的であり、関節を柔軟にし、周辺の筋肉を強化することで症状の緩和が 期待できます。
また、体重管理も重要であり、肥満は膝関節に加わる負担を増大させるため、 適切な体重維持が必要です。
低負荷の運動やエクササイズ、ストレッチングも痛みの軽減や 機能の維持に役立ちます。
薬物療法も一般的な治療法の一つです。
非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)は炎症を軽 減し、痛みを和らげる効果があります。
また、症状管理や軟骨修復を促進するために、グル コサミンやコンドロイチンなどのサプリメントも使用されることがあります。
注射療法(関節内注射)も、一部の患者にとって症状の管理に効果的な方法となります。
手術が必要になるケースもある[変形性膝関節症]
変形性膝関節症の症状の進行が著しい場合や症状が重篤な場合には手術が必要となることもあります。
膝関節置換術は、膝関節の機能を回復し、痛みを軽減するための効果的な方法です。
手術は最終手段として検討され、他の治療法が十分な効果を上げない場合に行われます。
さいごに
変形性膝関節症を管理する上で重要なのは、早期の診断と適切な治療法の選択です。
個別 の症状や進行度に応じて、複数の治療法を組み合わせて適切なケアプランを立てることが 必要です。
また、定期的なフォローアップや専門家の指導のもとで適切な管理を行うことが 大切です。
当院でも変形性膝関節症でお悩みの方がたくさん通院しております。
でもほとんどの方 は膝に原因がなく、骨盤の歪みであったり、筋肉低下が引き起こし、関節の空間がなくなっ た為に変形になっている方がほとんどです。
皆様も、上記に説明しましたが、早期発見と早期施術が今後の悪化防止になりますので、 変形がひどくなる前に病院や整形外科、整骨院にご相談下さい。