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2023.11.08

日本人のカルシウム摂取量は少ない?海外と比べて3分の1

こんにちは。大阪市住之江区のふしぎの森鍼灸整骨院の院長の奥原です。

今回は健康をテーマに「カルシウム」について書きたいと思います。

日本人はカルシウムの摂取量が少ない?

日常生活において、成長するためにも身体を動かすためにも「カルシウム」が必要なことはご存じだと思います。

ですが、日本人は海外の人と比較するとカルシウムの摂取量が少なく、3分の1程度といわれています。

カルシウムは主に骨の生成に必要不可欠な栄養素であり、年齢とともに低下していきます。

近年、日本人のカルシウム摂取量の低下が問題となっているのは「骨粗鬆症(ここつそしょうしょう)」です。

日本人の骨粗しょう症患者の割合

日本人の年代別の骨粗しょう症の割合は以下の通りです。

・50歳代 7%
・60歳代 30%
・70歳代 42%

なんと日本全国での骨粗しょう症の患者数はやく1,200万人といわれており、10人に1人が骨粗しょう症という割合になります。

この数字を見るとかなり多いことがわかると思います。

骨粗しょう症になると簡単に骨が折れやすくなり、少し転倒しただけで骨折してしまったり、というケガが増えてしまいます。

その骨折する部位についても、細い骨が折れるだけでなく、大腿骨などの大きくて太い(=なかなか折れることがない)骨も簡単にポキッと折れてしまうのです。

高齢者になると骨折しやすくなる、ということも言われたりしますが、その背景には骨粗しょう症があると考えて間違いないでしょう。

カルシウムを多く含むおすすめな食べ物

カルシウムを多く含むおすすめな食べ物は次のようなものがあります。

【牛乳・乳製品】
・ヨーグルト
・チーズ
・牛乳

【大豆・豆製品】
・納豆
・豆腐

【魚介類・海藻】
・ひじき
・わかめ
・しじみ
・いわし
・しらす
・干しエビ

【野菜】
・小松菜
・チンゲン菜
・切り干し大根

カルシウムは腸での吸収力が弱いため、ビタミンD・ビタミンK・マグネシウム・タンパク質と一緒に摂ると吸収効率があがるといわれています。

さいごに

歳を取ってから骨折はなかなか治りにくく、最悪の場合はそのまま寝たきりになってしまう、なんてケースも少なくありません。

健康でい続けるためにも、しっかりとカルシウムを摂取して強い骨を手に入れましょう。

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