大阪市住之江区、南海本線住ノ江駅から徒歩3分にある、ふしぎの森鍼灸整骨院の院長の奥原です。
いつもありがとうございます。
本日は、体内の水分量について説明させていただきます。
成人の体内の水分量について
成人のお身体は60%が水分、タンパク質が18%、脂肪16%、無機質等6%でできています。
ここでお身体の水分の割合を理解していただきたいのですが、半分以上が水分でできているのに普段から水分を摂取しないとお身体にはいろいろな異変が起こってしまいます。
また、年齢とともに水分量が低下するために特に高齢になると水分補給の意識の重要性が大きくなります。
しかしながら、高齢になるほど「喉が乾いた」という感覚も薄くなってしまうため、水分不足状態=脱水状態になってしまうケースがかなり多くみられます。
毎日の必要な水分量はどれくらい?
次に、実際に毎日の必要な水分量について説明します。
体内から排出されている毎日の水分量は2400〜2800mlといわれています。
よって、少なくともそれを補うほどの水分を毎日摂取する必要があります。
特に暑い季節は代謝も上がるために2リットルは毎日心がけてください。
水を飲むこと以外にも、野菜や食べ物にも一定量の水分が含まれていますので、水分補給としては1日1リットルを目安に摂取するとよいでしょう。
春から夏への暑い時期、汗をよくかくシーズンは1日に2リットルの水分補給を意識するようにしてください。
水分不足による症状
体内の水分量が減り、水分不足状態になると次のように色々な症状が出てきます。
・神経の潤い低下→しびれ、麻痺
・筋肉の潤い低下→こむら返り、痛み
・血流障害→高血圧、頭痛、めまい、脳梗塞、心筋梗塞、脳腫瘍
・骨密度低下→骨粗しょう症
・不定愁訴→不眠、疲労感、倦怠感
このように、体内の水分量が不足状態になると、様々な分野においてエラーが発生してしまい、不健康な状態になってしまいます。
場合によっては、日常生活に大きな支障が出てしまうほどのひどい症状となるケースもあるので水分不足にならないように十分に気をつけてください。
水分は私たち人間の生命・健康にとって必要不可欠なくらい重要なものです。
毎日のこまめな水分補給を心がけましょう。